2016年のご挨拶と竹下流のテーマ

2016年のテーマ
先ずは無理してみませんか?

2016年のテーマを竹下先生が動画で解説

このテーマは、2月6日に浅草・待乳山聖天で行われた合同厄除け法要の懇親会時に竹下先生より発表されました。音声のみの録音ですが、その様子をご覧いただけるように編集しております。150名以上が参加された厄除け法要の雰囲気も味わいながらお聞きくださいませ。

歴代の「テーマ」

竹下流では、このようなテーマを掲げて今までやってきましたが、皆さんはご自分のテーマにそった生き方は出来ましたでしょうか?

出来た方も出来なかった方も、新しい今年のテーマを胸に、1年間頑張って行きましょう~!!

主任鑑定士のはちこ先生が今年のテーマについて詳しく解説します!「先ずは、無理してみませんか?」このテーマをいつも思い出し、この1年頑張っていきましょうね!!

はちこ先生ブログ

ごあいさつ

今年もテーマの発表の季節がやってまいりました。弟子も今年はなんだろう?とドキドキし、お客様からも「今年のテーマ決まったのですか?」と結構お問い合わせ頂く様になっており、ご好評頂いております!

昨年の【どうせやるなら、笑顔でやれ!!】。みなさま実践して頂けましたでしょうか?私は振り返ると、大凶2年目と言う事もあり、人見知りの仮面を更に厚くして(笑)、ポーカーフェイスも時には出来るようになったかなあと。少しでも思い出して取り組んで頂けますと幸いです。来年のこの時期に、テーマ達成出来たかどうかまた伺います!

では、今年のテーマ、いってみましょう!!

発表!!

「先ずは、無理してみませんか?」です。

物事に取り組むときには、正々堂々と無理をしてしまった方が話は早いと言う事です。ですが、無理の仕方を間違えてしまうとちょっと大変です。当然、運気が下がっていて無理をしてしまうと、栄養失調状態で急にスポーツをして怪我をするのと同じです。ここで言う無理とは、ちゃんと栄養補給した状態でする、無理の事をさしております。あとはいつもお伝えしておりますが、その人の生年月日に合った「適した仕事」に就いていないと無理してもダメです。適した仕事に就いてない状態で無理をしてしまうと、精神と体が徹底的に壊れてしまいます。

ハチコの場合

その悪い?良い?例が私、ハチコです。小学生の頃から保健室の先生になりたくてなったものの、私にとって学校の教員(年功序列終身雇用という形態)は全く適職ではありませんでした。なりたくてなったのに、向いてない仕事だったなんて当時は知る由もなく、一生懸命頑張れば頑張るほど、自分と周りの先生達との温度差を感じ、だんだんと熱くやっている自分が馬鹿馬鹿しくなって、そのうちにやる気がなくなってしまいます。

ルーティーンの仕事をこなすだけの方が力まなくていいのかもと、覇気も失われていき、朝起きられなくなったり、学校に行っても仕事に集中できなくなってぼんやりしたり、急に悲しくなって泣いてみたりと知らない間に体調は悪くなっていました。

当時は鬱病という病名は今ほどメジャーではなかったですし、病院にも行っていませんでしたが、今考えるとあの時はまさしく鬱病寸前?あるいは片足は突っ込んでいたのかもなあと思います。仕事をしているのが本当に辛かったのを覚えています。これが間違った状態での無理に該当します。

無理のコツ

今回は無理をする時のコツをお伝えします!ダイエットにしても毎日やる事自体、実は簡単なのです。ダイエット=食べなければ良いのです(笑)

食べちゃいけないものは食べない。そして毎日、腕立て伏せ、スクワットをする回数を決めてやれば良いのです。そうすれば必ず痩せられます。でも人間のほとんどの方はそれが続かないのです。毎日やることは結構簡単なのですが、ただそれを【継続】する事がなかなか難しいのです。たとえば無理をするというところでも、無理して難しい事にチャレンジする、無理して大物を狙うという事ではなくて、物事がうまくいくか、いかないかのコツは何かというと、くだらない事や本当に小さな事を【継続】できるかどうかです。

今回お伝えしたい【無理】とは何かと言うと、「なぜみんな継続できないのか?」と言う事です。「今日から朝マラソンしよう!」とか、「週末はジムに行こう!」とか心に決めた事が人生に何回もあると思うのですが(笑)、ほとんどそれをやり遂げられてないと思います。やり遂げられなかった理由は何かと言うと… 実は簡単なのです!ではその解説をしていきましょう。

群れとユニット

ちょっと壮大なお話になりますが、生き物にはみんな本能があります。その本能に逆らった事をするのは物凄く苦痛で、本能に準じた事をすると割と楽なようです。人間と言うのはどんな動物かと言うと、最近の研究で分かってきたのですが、基本的に5~10頭の群れを作る動物なのです。そして5~10頭の群れを作って共存・共栄していくのが一番繁栄するユニットみたいなのです。

最近は二世帯住宅での同居というのをあまりしなくなりましたよね?それはなぜかと言うと、時代が豊かになったからと、インターネット等で情報がものすごく多く入ってくるようになったからなのです。人間は情報が入ってくると頭でっかちになり、わがままになるようです。そうすると本来だったら、二世帯、三世帯で同居していた方が効率は良いのだけど、そういうことをしなくなってしまったのですね。

そして、二世帯、三世帯で同居しなくなっちゃうとどうなるのか。簡単です、繁殖率が下がるのです。なぜ繁殖率が下がるのか?群れを作っていないので周りからギャーギャーうるさく言われる事がなくなるので、当たり前のことをしなくなります。

変な話、昔は楽しい事が少なかったのと、おじいさんやおばあさんがうるさいから結婚させられちゃった方がほとんどだったのではないでしょうか? 昔は結婚したら子供を産むのが当たり前で、極論ですが産まないと村八分になるから、結婚したらセットで子供も産んでいたといったところでしょうか。

では今はどうかというと、単純な話40代の未婚率をご存知ですか?なんと4割なのです。

弊社においては100%なのですけれど…(笑)

4割=2人に1人は結婚してない時代になってしまったのです。これでは日本が滅びてしまいますよね・・・大真面目な話。そうなってしまった理由の一番大きなものは何かと言うと、たぶん、周りでギャーギャー言う人が居なくなってしまったからなのです。

昔だったら結婚してなかったら、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんがここぞとばかりに集団で寄ってきて、「良い人が居るのよ~!!」とお見合い写真を持ってきてくれて、なんだか知らない間にお見合いして結婚させられていたみたいな事が良くありましたね。でもいまはそういう事がなくなってしまったので、未婚率は急上昇。独身の方は結婚しなくなりましたね。結婚する能力がなくなったのではなくて、ギャーギャー言ってくれる人が居なくなってしまったので未婚率が上がったのです。

それは結局群れを作っていると周りから茶々が入ります。その茶々が結構大切なことだったのです。ただ今は文明が発達して核家族化してしまったので、そういう人たちが居なくなってしまったのですね。会社でも個人情報の取り扱いが難しく、ちょっとした発言がパワハラ、セクハラになってしまう時代です。

弊社でも師匠は弟子に徹底的に干渉して下さいます。しかしそれはパワハラと紙一重なのです。弊社の顧問弁護士に伺ったのですが、うちの白石が師匠を訴えたら400万円の支払い命令が下るとか(笑)これでは一般の社会では、部下に干渉する上司はいなくなってしまうわけです。

結婚にしても就職にしても何にしても、周りでギャーギャー言う人が居るとみなさんそこそこ行動するのですが、ギャーギャー言わなくなるとやらなります。それは先ほどからの、人間は群れを作る動物で孤立するとモチベーションが下がることになっているからなのです。1人で考えてやる気を出せる人間は、実は居ないのです。

うちの師匠ですら、「一人ではモチベーションを保てない・・・」と申しております。

物事全ての事は継続さえすればなんとかなります。特に難しい事にチャレンジする必要はなく、千里の道は一歩からといいますけど、受験勉強も、日々の地道な勉強を一定に続けるという事が大切で、物凄く難しい問題を一点集中で解いてもしょうがないのです。

じゃあこれからみなさまも、ダイエットや婚活をする方もいれば、就活、転職をする方もいらっしゃると思いますが、そういうハードルを乗り越えるときには何が必要かと言うと、一番重要なのは、周りでギャーギャー言ってくれる人なのです。もちろん無理して難しいことにもチャレンジするのですが、その前に周りでギャーギャー言って下さる人を求めて自分からそういう場や、人に会いに行くということです。

ミーティングの大切さ

たとえば弊社で、数年やっていてご好評いただいていております、営業マンミーティングというのがあります。営業マンミーティングは、非適職から適職の営業職に転職した方のためのミーティングです。

当然転職当初、約一年は、ノルマや人間関係が大変で大変で、辞めたくなります。みなさま当たる壁は同じなのです。それを1人で放置しておくと8割の方は心が折れて辞めてしまいます。世の中厳しいですし、核家族で群れを作らなくなってしまったし、会社でも群れというものがなくなって個人主義になってしまったので、誰も干渉(苦言を呈して)してくれないし、慰めてもくれなくなったのです。

そうなると、困っていようと親身になんか誰もなってくれないし、ダメだったら辞めてね、なんてドライな関係が多くなっているのですね。

会社の中でも自然に群れは出来ません。ですので弊社では、そういう皆様を集めて群れを作っております。群れを作ると同じような境遇の人と会えますので、あの人あれで悩んでいるのか、ああ、私も同じ悩みで悩んでいるから大丈夫!とか、変な安心感が生まれます。1人でやっていると、ああ、私だけが落ちていて、ダメなんじゃないかとすごく不安になるものですよね。やっぱり皆様、当たる壁は同じなのです。本当に面白いくらい同じ壁にあたります。それはダイエット、婚活する方も、就活、転職する方も、皆様同じなのです。

「こちらからとてつもない素晴らしい指導をしているわけじゃない」

と師匠はおっしゃいますが、私はそうは思いません。このミーティングをやるという場を作っているだけなのですが、その場が非常に大切だと思うのです。こちらから、「とにかく参加してみて下さい!」とお声掛けしています。そこで参加者の方々にご意見を聞いたりします。当然、師匠は毎回ガミガミおっしゃいます(笑) 師匠は特別な指導力を持っているわけではないとおっしゃいます(私はそうは思いませんが)。ただ当たり前のことを当たり前にやらなきゃダメだよと言い続けるだけだと。

でもその環境が、人を変えるのです。そこでガミガミ言われるからくじけそうになるけれど、くじけなかった、ただそれだけなのだと。やることは当たり前のことをやるだけ、でもそこでも当たり前の事を出来ないのが人間です。1人になってしまったら、必ず辞めてしまいます。だから1人にならないようにするのです。それはうちのミーティングを使って頂いても良いですし、定期的に鑑定にお越し頂いても良いですし、一般的には

「松岡修造を探せ!」

といって、自分の年収の1.5倍から2倍くらいの方で、自分の2歩くらい先を行っている方にへばりついて、「自分、頑張りたいのでお説教してください。お願いします!」といって、アプローチをしてアドバイスを頂くという事をやっていく。そういうことが必要なのです。みなさまに無理して欲しいのはそこです。今、停滞している方、1人で頑張ろうという無理はしないでください。1人で頑張ろうという無理をすると寂しくなってやめてしまいます。ですから1人で頑張ろうという無理はして欲しくなくて、1人にならないための無理をしてほしいです。

すごく重いバーベルを上げるのではなくて、「頑張れ!」と言ってくれる人のおうちに行くだとか、そっちの無理をぜひして頂きたいなと思います。

それが今年のテーマ「先ずは、無理してみませんか?」です。人は1人になると何もやらなくなってしまいます。

ミッシーの場合

うちの準構成員(アルバイト)ミッシー(守備型地球人 ♀)ですが、うちで漫画描くって言っていたのですが、師匠がほっておくと何もしなくなります。接点があるとやるのですが、師匠が面倒臭くなって連絡しなくなると、ミッシーは活動を止めてしまいます。師匠「今年のお正月何をしていたの?」ミッシー「風呂にも入らず引きこもっていました…」なんと寒いですねー。

師匠を救い出してくれたナンパ師の木村君!

師匠も20代で仕事が上手くいかなくなった時は見事に引きこもっていたそうです。引きこもっちゃった時に、自ら色んな人との接点を絶ってしまったのです。うまくいかなくなって、卑屈になってしまって、それまで威張っていたのもあり、バツが悪くなってしまって接点を絶ったら見事に何もしないうちに2年くらい経ってしまいました。

人は誰も、うまく行かなくなると、一人になりたくなる習性があるのです!!

でもそんな時期に、師匠の後輩でナンパの師匠の木村君が何かにつけて遊びに来てくれていたそうです。ヒマだから遊びに来ていたと思っていたのですけど、今考えると木村君だけが師匠を心配してくれていたのではないか?と思えるそうです。

で、何かしら用事をつけて「竹下君いる?」って来てくださるそうなのですよ。師匠は引きこもっているから家にいるわけじゃないですか。木村君は「俺、○○でこんなに頑張っているから竹下君も一緒に頑張ろうよ!」とか言ってくださるのですが、それがウザかったようです。師匠は心が折れてしまっているので前向きになれない状態。そこに燃えている木村君が師匠にいろいろ言ってくださったから、もしかしたら師匠はそこから立ち上がるきっかけになったのかもしれません。

あそこで木村君が来てくれなかったら完全に孤立していまの自分はなかったと思う。と師匠はおっしゃいます。

ハチコの場合、その2

実は私も引きこもっていた!気学に出会う前、非適職だったので仕事が長続きしない時代がありました。何度か無職で就職先を探すという時があり、無職なのでずっとネットで仕事を探したりしていますが全然やる気が起きません。でも仕事しないとお金もヤバくなってくるし、精神的に追い詰められます。

生活はいつの間にか昼夜逆転して、午前中の面接はとても憂鬱だったのを覚えています。あの時、誰にも相談できずに(何度も転職していると、またかと思われてカッコ悪いと思っていた)、ただただ、ネットして妄想していました。私、女優になったらいいんじゃないの(小学校の時にスカウトされた過去を引きずっている(笑)?とか、まったくありえない事を真剣に考えしまったりするのです(笑) ある種の逃避だと思うのですが1人になるとこんな事も起こってしまいます。

私には師匠の木村君に相当する人はいませんでしたから、長くこじらせていたのですね。

自分のテーマを周りに知ってもらっていますか?!

今皆さんが何に挑戦しているのか、婚活、蹴活、営業職で頑張っているのかというテーマを皆様の周りの方、何人がご存知でしょうか?何人の方が知っていて、そのうち何人の方が「頑張れ!」って言ってくれますか?そのテーマを周りの人はあまり知らないと思うのですよね。だから頑張れって言ってくれる人もいないのです。

良くいうのですが、今自分が当たっている壁も、周囲の人が、なーんとなく知っているだけではだめなのです。

うちではそれを肛門科の理論と言うのですが、たとえば肛門科に行って、先生から「どうしました?」と言われた時に、「お尻がちょっと…」と言っても先生はわからないわけですよ。そこで恥ずかしがらずに「肛門の奥にどうもイボが出来ていて膿が出てう○こが出る時痒いのです。私どうしたらいいですか?」とそこまで言わないと的確な判断は頂けないのです。

恥ずかしがらずに、自分の悩みを 超具体的に、アピールしなければ、アドバイスなんか受けられません。

だって、周囲の人だって、何をどう悩んでいて、どれくらいヤバいかわからなければ、アドバイスしたくたってできないでしょ?

ですので、皆様も今、恋愛、婚活、何で悩まれているのかはわかりませんが、何で悩んでいるかを明確に、どこにイボが出来ていて、膿が出ていて、ということをご存じの方が何人いらっしゃいますか?そしてそれに対して意見を下さる方は何人いらっしゃいますか?

その方たちに、あなたはちゃんと近寄っていますか?そこを考えて頂いてもしそういう方がいらっしゃらないのであれば、それを打ち明ける、悩んでいると言う、【無理】をしてみて下さい。それをしたうえで、その方にまとわりついていく【無理】をしてみてください。

ハチコの場合、その3

私の人生を変えて下さった師匠!

師匠の初鑑定を受けてから10年以上経った今、私は師匠に感謝の気持ちしかありません。(ゴリゴリゴリ・・・・)だって妄想で女優になろうとしていた人間を、師匠は一生の仕事として占い師を与えて、生活できるように育ててくださった恩人です。師匠の知識のすべてを伝授してあげようという気持ちが本当にすごいのです。

某他流派のお弟子さんに聞いた話ですが、そこでは師匠に仕事の核心的な内容や裏技的な質問をすると、「あなたはまだその辺は知らなくていいのよ」と誤魔化されてしまうそうです。皆様、手の内は明かしたくないものですよね。でもうちの師匠は今までに質問したことには、すべて一発即答!言葉や内容を濁したことなど一度もありません。出し惜しみなんて全くありません。

師匠の言う事を聞かない弟子だった私がここまでになれたのは、師匠が身近で親身になって、ガミガミ(良い意味でのです)言い続けて頂いたからだと思います。まだまだ、勉強が必要なわたくしですが、師匠にしがみついて、骨までしゃぶる勢いでたけした流気学を吸収したいと思います(笑)

皆様の周りで自分の事を本当に心配してくれて、親身になって苦言を呈して下さる方はいらっしゃいますか?良いことばかり言う人は、一緒に居て気持ちいいですが信用しちゃダメなときもあります。何かにチャレンジしている時は経験者のアドバイスが必要です!私は師匠に出会えて本当に感謝しております。

最後に

師匠には幸運なことに木村君がまとわりついてくださったので立ちあがる事ができたのだと思います。でも、それは本当にラッキーな事だと思います。普通でしたら、そううまくはいかないですからね。自分からちゃんと自分の困っている事を事細かに言って、まとわりつくという【無理】をしてみて下さい。そうすると、ある程度の事は続きます。そこからいろんな事が見えると思います。そういう「先ずは、無理してみませんか?」

ぜひ【無理】をしてみてください!

一人で頑張る無理や、難しいことを無理にやろうとする無理はしないでください。松岡修三や木村君を探す!そういう人がいなければミーティングや鑑定に頻繁に来るそういう無理をしてみませんか?!

2016年も皆様のお役に立てますよう、たけした事務所一同、より一層頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。