2014年のご挨拶と竹下流のテーマ

2014年のテーマ
前例の無いことは、やるな!

歴代の「テーマ」

過去このようなテーマを掲げてやってきましたが、皆さんはテーマにそった生き方は出来ましたか?

昨年の「自分なりの努力は無駄である」・・・・・非常にたくさんの賛同をいただきましたこのテーマ、一見すると悲観的に見えますが、実は深い意味があります。それをご理解いただけると、皆様のお役に立つのではないかと思います。

2014年のテーマは・・・・またまた一見すると 悲観的な?

「前例の無いことは、やるな!」です

※厳密に言えば・・・30代40代で人生の軌道修正をする場合は、前例のないことはやるな!となります。

30代40代の軌道修正

竹下流のお客様の約9割は、30代40代の、要軌道修正の皆様です。現段階で、結婚運がない、恋愛運がない、仕事がつまらない、金運がない・・・・というお悩みがほとんどです。そして、それに対する対処は、転居、一人暮らし、転職を含む人生の軌道修正! となることが大多数です。

皆様もご存じのとおり、竹下流気学の極意は・・・・・

★仕事運を変えると恋愛運も上がる!★

という部分です。10年以上かけて鑑定した一万件以上の前例を分析すると、どんなにお給料が良くても、潜在能力に適していない仕事に就くと、フェロモンが減ってしまい、恋愛運、結婚運はなくなってしまう、と断言できます。逆に、どんなに感覚的に嫌いな仕事でも、(悪事は除く)自分の潜在能力に適合している仕事に就くと、最初は違和感があるのですが、徐々に自信がつき、フェロモンが出て恋愛運が上がり、人生が楽しくなります。そして・・・あんなに嫌いだったはずの仕事が好きになっていくのです。

仕事運を上げることにより恋愛運を上げる・・・というのは、俺が考え出した独自の開運法です。

適職=やりたい仕事ではない

しかし、適した仕事に就くというのは、そんなに簡単なことではありません。適性を鑑定し、それに合った仕事の求人を探し・・・・・その結果、適している仕事で求人がある仕事は、本当に限られてしまいます。多くの場合、職種や取り扱い品目は選べません。お客様が、一番苦労する段階です。

特に、竹下流では営業職に向いているお客様が多く、営業職に転職するようにご指導するのですが・・・ 「どうしても営業だけはやりたくない・・・」と言われる場合が非常に多いのです。

お客様「営業だけはやりたくありません!!」占い師「そこを何とか、騙されたと思って転職しませんか?」・・・・竹下事務所で日常的に行われている、やりとりです(笑)・・・・・

そしてそのような状態になると、人間誰しも発想が飛躍します。いや、現実逃避なのかもしれません・・・・・

「ピンとこない仕事をするくらいなら、友人とまったく新しい会社を始めてみては?」「生きがいを求めて、海外に出てみたら?」「夢を追って芸能界を目指してオーディションを受けてみたら?」「国家資格を取ってみたら?」

確かに、適性にさえ合っていれば、どんな仕事についても人生は良い方向に動きます。しかし・・・・それは年相応の収入を得ることができればのお話です。年相応に収入が増えない仕事では、人生が変わる以前の問題で・・・生きていけません。

上記のような仕事を選んだ場合に、ちゃんと収入を得られるでしょうか?

先ず、世間一般の常識で、共同経営はうまく行く確率はかなり低いのです。特に、経営初心者の共同経営は99%が倒産します。又、経営初心者がまったく新しいビジネスを成功させた・・・という話は、俺は聞いたことがありません。あったとしても、それをなしえたのは、一般的に天才と呼ばれる方々です。

30代から自分探しで海外にわたり、自分の道を見つけた人間は、俺は見たことがありません。

30代から芸能界にデビューして成功している人を、あなたは知っていますか?俺は見たことがありません。

国家資格=お金ではない!

そして一番厄介なのは国家資格です・・・・・・・

行政書士、鍼灸師、税理士などの国家資格ですが・・・・・ ここで勘違いしてはいけないのが、国家資格さえ取れば金がもうかるということはないのです!!

例えば、行政書士の場合、資格取得後、行政書士事務所に勤務して、実績を積んで、独立又は歩合制にスイッチする・・・というのが一般的です。逆に、資格取得後すぐに独立・・・というパターンは、殆ど勝ち目はないのです。

30代であれば行政書士事務所に就職することはできると思いますが、40代になると、かなり難しくなるようです。資格を取ったのは良いが、就職先がないので、やむを得ず、経験なしに独立する・・・・というご相談は、今まで多く受けてきました。当然ですが、経験なしに独立してなんとかなるほど、世の中は甘くないのです・・・・・

そして、なんと!これは、弁護士も同じだそうです・・・・・ うちの顧問弁護士に聞きましたが、30代中盤~40代で司法試験に受かった人が、就職がなくて困っているのが現状だそうです。弁護士になりさえすればもうかる!ということはないそうです!

独立しないと、お金にならない

又、医療系の国家資格も十分注意が必要です。 資格を取ったのは良いのですが、独立開業しないと給料が絶対上がらない…という仕事は案外多いのです。 独立可能な潜在能力の方がその道を選ぶならまだよいのですが、そうじゃない方がそのような道を選んでしまうと、とんでもない時間の無駄になるのです。

特に鍼灸がその傾向が非常に強いようです。独立すればお金になりますが、勤務だと20万前後が限界・・・という話をよく聞きます。

先日もそのようなご相談がありました。 現在、勤務で鍼灸を行っておるお客様なのですが、仕事も好きで、気学的にも適性があり、キャリアも長いのですが・・・・40歳前後になっても給料が約20万円から上がらないのです。それでは適性以前に食っていけません。

その方は、独立適正はありませんので、同業他社に転職して給料が上がらないかと調べてもらいましたが、どこに務めても給与体系はほとんど同じ。他社に転職しても、給料が上がる見込みはないのです・・・・ 結果的に、どんなに適していて好きな仕事でも、お金にならなければ生きていけませんので継続は不可能なのです。おそらく、今後、異業種への転職になるでしょう。

又、この方も鍼灸なのですが・・・・ 常連のRさんは、もともとプロスポーツを目指していた方です。プロスポーツに見切りをつけ、今後の道として、30代半ばで鍼灸を選びました。Rさんも鍼灸には向いていますが独立適正はありません。 Rさんが鑑定に来てくれたのは約2年前。その時点でRさんは、年間で100万単位の授業料を支払い、鍼灸の専門学校に通っていました。 鑑定の結果は、鍼灸には向いているが独立適正はない。独立しないで食っていけるならOKだが、独立しないで収入の増大の見込みがないのであれば、潔くやめて、他の道にスイッチしなさい・・・・というものでした。

このような鑑定は、俺も本当につらいのです。 俺の知る限りでは、独立しないで鍼灸で儲かっている例は見たことがありません。ということは、Rさんが鍼灸で成功する確率は極めて低いのです。しかしRさんは、夜も働きながら、100万単位の月謝を支払い、鍼灸の学校に行っているのです。 俺は、断腸の思いで、 「学校をやめて即座に他の道にスイッチしなさい」 と鑑定しましたが・・・・ Rさんは、鍼灸で頑張ってみる道を選択しました。

それから2年以上たった今、Rさんは資格を取って就職しました。 そして、2年前の鑑定結果が事実となり、鍼灸の世界に限界を感じ、2014年4月に他の道に転職予定です。 やはり、給料は激安で、発展性は見いだせなかったようです。

実際に勤務するまでは「給料が安くても好きな仕事をしたい!」と思う場合が多いのですが、限度があります。 莫大な金額を求めなくても良いのですが、年齢相応の収入増大がないと、残念ながら人間は屈折してしまうようです。

このようなメジャーな国家資格でさえ、こうなのです。 ではもっとマイナーな、インテリアコーディネーター、ファイナンシャルプランナー などは、どうなのでしょうか? 資格にチャレンジする前に、本当に就職できるのか?収入が増えるのか? 入念に調査する必要がありますので、ご注意ください。

才能があっても食えない仕事=のだめ現象

又、これも良くある相談ですが・・・・・ 音大のピアノ科を卒業した人で、ピアニストで食っていけるのは6000人に一人だそうです。その他は、音楽の先生になるのか、ヤマハ音楽教室でピアノを教えるしかありません。それにしたって、本当に少数です。

才能も適性もありピアノが大好きでも、日本ではピアニストでは食えません。結果的に、食っていくためにはピアノを捨てるしかないのです。 音大は学費が高いのです。親は最低数百万、下手すりゃ千万単位で投資しています。 でも、食っていけなければやめるしかないのです。これが現実です。

上記のように、適性もあり、仕事も好きなのだけれども、収入が増える見込みが無く、やめざるを得ないことを 「のだめ 現象」と言います。

このような「のだめ 現象」が、20代で起きるならまだよいでしょう。 30代でやり直しがききます。 そして、どうしてもやりたい道で「のだめ現象」なら、まだあきらめがつきますし、人生の肥やしにもなります。

しかし、これが30代でおきると、かなりの遠回りになり、特に女性の場合は結婚出産に大きく影響してしまいます。 40代でこれをやってしまったら、再起不能にもなりかねません。40代の挫折は、精神的に復活するのが本当に難しいのです。

更に、30代40代で選ぶ道は「どうしてもやりたい道」ではなく、「ほかになかったから選んだ道」である可能性が高いのです。 このような道の決め方を「消去法」と言います。

消去法 で選んだ道で のだめ現象 を食らうと・・・ 本当に悲惨です・・・

一番楽で早い道!

いかがですか?

一見楽しそうで楽そうな道でも、現実はかなり厳しい・・・・というのは良くあることなのです。

逆に、成功例が多く、我々プロが推奨する道は、ピンとこない仕事であったとしても、結果的に一番苦難が少なく、短期間で人間的に成長し自信が付きます。

つまり、一番楽で早い道なのです!

そして、我々の推奨する道で、年相応の収入がとれるようになるころには、自分に自信が付き、社会的な経験値も上がります。 この時点で やりたい! と思うことがあるのであれば、前例のないことでも、思い切りやってみると良いと思います! それがあなたの本当にやりたいことである可能性も高く、成功率も上がっていますので。

20代で、本当にやりたいことがあるのであれば、社会的経験がなくても前例がなくてもやってみるべきだと思います。成功しても失敗しても、良い経験になります。

俺も20代で人生初の前例のないことへのチャレンジを行いました。結果は失敗で莫大な借金を背負いましたが、30代で立ち直り、その経験が今の俺を支えています。

又、何らかの事業で、ある程度の成功を収めている人も、前例のないことにチャレンジするのは良いことだと思います。バイオリズムに注意して、運気が上がっている時期に、頑張ってみましょう!

しかし、30代40代で、人生の軌道修正をする際には・・・ 前例のないことは絶対にやるべきではありません!

  • その資格を取って、実際に給料はいくらになるのか?
  • その学校に行って、開業時のビジネスまでサポートしてくれるか?
  • その道で成功している人間が多数いるのか?

もし、我々プロの推奨する道以外を選択するのであれば、 上記を確実に確認してから道を決めてください。

ロマンはありませんが、前例のある確実な方法で、適職について収入と運気を上げましょう!

そして、軌道修正が終わり一段落したら、本当にやりたいことが初めて見えてきます! その時点では、前例があろうとなかろうと、本当にやりたいことをやってみましょう! 俺も精いっぱい応援しますよ!

30代40代で人生の軌道修正をする場合は 「前例の無いことは、やるな!」

2014年が、皆様にとって軌道修正の年になるように、 たけした事務所 鑑定士 構成員 一同、応援させていただきます!